42歳若年性脳梗塞余命5年→多発性硬化症 入院生活26日間を終え退院

42歳サラリーマン。2015/11/26めまいで脳外科受診すると「若年性脳梗塞」で緊急入院。さらに痛風 糖尿 心筋梗塞 脳動脈硬化 全て直前状態。このままでは脳以前に余命5年との宣告。生き残るため肉体改造へ12/21まで26日間入院生活で10キロ減。現在の病名は「多発性硬化症」。ツイッターhttp://twitter.com/tahatsu112615

激励次々と

実際の日の出来事ようやくだいぶ追いついて来た。
これはブログ開設初日。

まずは長年放置状態にしていたFacebookに書き込んだ。

色々あって入院中
ブログ始めました

わずか2行の報告だ。
友達登録も両手に足りない人数だった。

それから1日も経たずに反響続々。

びっくりです 養生を
非常に驚いています
お見舞い行っていいですか

数年来 会って無い人ばかり。
久々の突然の報告で驚かせたというのに
人の暖かさが身にしみた。

後日 本当にお見舞いに来てくれた人が何人もいた。

予告無しで突然来訪。
検査中で外していたベッドの枕元に
見舞い金だけ置いて颯爽と去ったO社長。
これは非常に驚いた。

次に駆けつけてくれたのが証券マンH氏。
株の入門書と外務員資格問題集を手に仕事終わりのスーツ姿。

そして北関東の遠方から車で2時間。
ツナギ姿のまま駆け付けた中古車店長S氏。
こちらはひたすら感激するばかりだ。

そして実はかなり近所に住む
現在悠々自適のK氏は風邪気味だと言う。
風邪菌は私の最大の敵のため丁重にお断り。

そしてFacebookちゃんと見てみると
他にもいくつか知人を発見した。
職場の同僚に知らせるのは何となく気恥ずかしく
職場をすでに去った先輩後輩と大学時代の知人にどんどんメッセージ。
かなり図々しい行動だがクスリの副作用か気にせずどんどん送信。
10人以上から返信。

中でもある一人の後輩との
早朝からのやり取りが余りに傑作。

転職後 現在名古屋に住むという彼は
現在バツイチ独身になっているという。
まだ在職中に退職を聞いてからも
まあ人数多い部署でもあり
会話の機会がないまま彼は去った。

水臭い奴だなお前も。
私が書くと彼は『そうでしたっけ』と。
まあこっちも聞かなかったけど。

『実は最近サイフをなくしましたが
XXさんよりマシと思い前を向きます』
ぶははは。

スマホ見ながら本気で大爆笑。
それからも軽妙でとぼけたやり取りが続きニヤニヤ。
検診に来た看護師に不審がられたかも。

正直 元の職場では仕事が出来るとは
お世辞にも言えないほうだった彼だが
『新たな職場では勉強の連続で頑張ります』
などとと言いだす。

おおコイツも成長してるんだなあ。

笑わせてもらいながら
かつては出来が悪い奴だと思っていた彼に
いつの間にか元気をもらっていた私だった。

今回私が入院することでもなければ
彼とのやり取りも2度となかったかも。

ふとそう気付くと
入院してよかったこともあるなあと思い知る。