42歳若年性脳梗塞余命5年→多発性硬化症 入院生活26日間を終え退院

42歳サラリーマン。2015/11/26めまいで脳外科受診すると「若年性脳梗塞」で緊急入院。さらに痛風 糖尿 心筋梗塞 脳動脈硬化 全て直前状態。このままでは脳以前に余命5年との宣告。生き残るため肉体改造へ12/21まで26日間入院生活で10キロ減。現在の病名は「多発性硬化症」。ツイッターhttp://twitter.com/tahatsu112615

24時間尿採取

多発性硬化症
10万人に8-9人の難病指定。
確定診断から数日。
ブログ検索を熱心に続けた結果
同じ病名の先輩を何人か見つけることも出来た。

早速メッセージを送ってみる。
すると数人の方からほぼ即レス。
ありがたや。
一万分の一未満の存在と次々の邂逅。
奇跡に近い。
ひたすら感謝だ。

ステロイド投薬がバッチリ効き何ら症状なくなった私。
ただ副作用のオンパレード。
特に自覚出来るのは躁と多幸感だ。
そして最初に不安だった血糖値上昇。

必ず1日7度測定されているが
最近では自分の数値がほぼ予想出来る。

まず早朝は70台
朝食後90台
昼食前横ばい
昼食後120前後
夕食前横ばい
夕食後150台
就寝前横ばい

以上のように1日通じて食事のたび上がり続ける。
本来は食事後も数時間で下がるものだそう。
つまり食事後に分解する力が多少落ちてるということか。
朝は必ず下がっているのがだいぶ救われる。

そんな分析も出来るようになったある朝。
トイレに行こうと廊下に出た私。
男性看護師が呼び止める。
『今から24時間 尿を溜めていただきます』

え。
24時間我慢しろということ??
それは死ねる。

だが違った。

トイレにビニール袋を設置。
尿の際はまずビーカーのようなものに入れて
必ずこの袋へ移す。
その期間が24時間。
説明聞いてる間から出そう。

早速ジョロロー。
ビーカーへ入れてビニール袋へジャー。

非日常感で何故か楽しい。
そして謎の使命感に囚われた私は
サンプルは多ければ多いほど良いかとカン違い。
水のがぶ飲みを開始し大量排水。

1袋では足りなくなり
夕方2袋目を設置依頼。
トイレ回数は軽く2桁突入し
途中で数えるのやめた。
その頃ようやく気付く。
あまりに量が多いのも異常かと。

スマホで検索。
予想通りだった。
だが既に出したものを捨てるわけにも。

最終的に3.5リットルに達した。
色は水がぶ飲みでだいぶ薄い。
ただ泡が多くてまるでビールに見える。

色々ネット調べてみると私は
どうも前立腺肥大症にも当てはまりそう。
自分でも忘れていたが
症状は痩せていた20代から当てはまる。

これをようやく主治医にも告げる。
主治医はそんな昔からならーうーんと
しばらく思案顔。
泌尿器科外来も検討してくれるそうだ。

せっかく難病で入院してるので
この際
治せるものは全て治してもらい
綺麗な身体で退院させてもらおう。

ああ入院出来てラッキーだなあと。
既に入院期間は3週間突破。